東戸塚の歯医者「たけなが歯科クリニック」は、開業以来、地域密着のホームドクターとして地域のみなさまのお口の健康をサポートしてまいりました。こちらでは当医院院長の患者様への想いや、地域医療への熱意について、インタビュー形式にてご紹介します。
―治療で気をつけていることは何ですか?
患者様ごとにベストを常に探りながら治療を進めていますね。医師本位ではなく患者様が求めている治療を行うわけですが、プロとして患者様が最良の選択ができるように導いていくことが大切であると考えています。
専門的な内容も噛み砕いて説明し理解・納得していただいてから治療に入るようにしています。時には、ご要望を100%叶えるのが難しいケースもありますが、患者様の声にじっくり耳を傾けてできるかぎり理想に近づけられるよう努めています。やはり患者様に喜んでもらえることが一番ですからね。「噛めるようになった」「きれいになった」、そう言っていただけたらやっぱりうれしいですから。
―東戸塚で10年以上開業されていますが、地域ならではの出来事はありますか?
当院には、おじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんまで、ご家族みなさんで通ってくださる方が多いですね。お母さんがきちんとケアされていると、お子様もきちんとケアができている場合が多くて、口腔内ケアは教育だったり生活習慣だったりというのが関係していることがわかります。
当院には、小さなお子様からご高齢の方、主婦やサラリーマンの方など、実に様々な方がいらっしゃいます。様々な症例にかかわるので、本当に地域のホームドクター的な役割を担っているな、と思います。東京都内だったら、まずこれほど幅広い世代の方が来ることはないですからね。
―患者様との印象深いエピソードなどを教えてください
当院に通っていらっしゃった患者様ですが、ご家族の方から亡くなったという連絡があって。亡くなる間際まで、うちで作った義歯を入れて美味しく食事をしていて、それがとても幸せそうだったって聞いて。ご家族の方から「亡くなりました。先生にお世話になりまして亡くなりましたので」って言われて、義歯がきちんと機能して喜んでもらえて、そういう気持ちで最期を迎えられて良かったと思いましたね。
あと、2歳、3歳の時から来ていた子が、成長していく姿を来院のたびに見られるとうれしい気持ちになりますね。大きくなって、街で偶然会った時に「先生こんにちは」って声をかけてくれるんですよ。
―歯科医師をやっていてよかったと思う瞬間はどんな時ですか?
やっぱり喜んでもらえることですね。噛めるようになって痛くなくなって喜んでもらえたら、それは歯科医師冥利に尽きますね。喜んでもらえることを仕事にしていることは、幸せだと思っています。
―これからどんな医院にされていきますか?
口腔内の痛みやお困りがある方がいれば、急患の方であっても診られるような体制づくりに努めています。そのために、歯科衛生士さんの人員も多めに配置しており、口腔内のことで困っている方がいつでも来ていただけるようにしておきたいなと思っています。
あとは、地域医療を継続していくことですね。常に新しい技術や最新機器を採用することもしていきますが、当院の特徴は地域に根ざした診療ですから、やはり地域医療を大切にしていきたいです。患者様にとって、気心が知れている人のほうが安心して治療を受けられると思うんです。地域の人からの口コミで来られて、継続して治療に来てもらううちに心の距離が近くなって、という関係性を大切にしていきたいですね。